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からころ×e健康ショップ 連載企画!
2021年3月22日
健康レッスン1・2・3!

【第11回】花粉症・感染症対策に!鼻うがいのススメ

鼻づまりや鼻水がひどいとき、鼻ごと取りはずして洗いたい!なんて思ったことありませんか?
より効果的な感染症予防対策が求められるいま、手洗い、マスクに加え、新しい習慣に、
「鼻うがい」をおすすめします!

答えてくれた人

ニールメッド株式会社

代表取締役社長
唐木佑介さん


●ニールメッド
https://www.neilmed.jp/
唐木佑介さん

鼻腔を保湿して鼻からの侵入物を減らそう

線毛の仕組み
鼻うがいとは、片方の鼻の穴(鼻腔)から水を注入し、もう片方の鼻の穴から出すことで、鼻腔、副鼻腔、上咽頭を洗浄すること。水を通すときに痛みが……と、敬遠される方が多いようです。しかし、鼻うがいには鼻腔を保湿し、感染症リスクを軽減するというメリットがあります。鼻腔内には線毛という、うぶ毛のような毛がびっしりと生えています。線毛が保湿された状態であれば、鼻に入った異物(花粉やホコリ、細菌、ウイルスなど)をどんどん外に押し出します。1秒間に2cmも押し出す力があるそうです。

しかし、鼻腔内が乾燥した状態では線毛もカラカラになり、異物を外に押し出す力が弱くなります(図1)。空気が乾燥する冬場に風邪をひきやすくなるのはそのためです。かぜ薬に含まれることの多い「鼻水を止める成分」も、鼻腔内を乾燥させる一因になります。

副鼻腔炎の治療にも有効な鼻うがい

鼻うがいはここを洗う
鼻うがいで洗えるのは鼻腔だけではなく、副鼻腔と上咽頭も洗えます(図2)。鼻づまりが悪化すると副鼻腔炎に進行するおそれがあります。副鼻腔は、鼻の周囲に左右それぞれ4か所、合計8か所もあります。

鼻うがいで、この8つの副鼻腔も洗うことができます。上咽頭は喉の奥にあり、外からゴミや細菌、ウイルスなどが貼りつきやすい部分です。鼻うがいをすると、上咽頭にも水が当たり、洗浄できます。このように鼻うがいは、手の届かない副鼻腔と上咽頭もスッキリ洗浄できるのです。

人肌の生理食塩水を使えば鼻うがいは痛くない!

痛くない鼻うがいの方法をご説明します。カンタンです。水道水ではなく、生理食塩水を使うのです。生理食塩水とは塩分が人間の体液と同じ0.9%に調整された水です。体液と同じ濃度なら浸透圧(*)が生じず、痛みが起こりにくいというわけです。副鼻腔までしっかり洗うには大人なら片方で100mlほど、両方で200mlと、かなりたっぷりの生理食塩水が必要です。温度にもコツがあり、36℃の人肌の生理食塩水を使うこと。より刺激を減らすことができます。

生理食塩水は、現在処方箋がないと買えません。もちろんご自分で0.9%の濃度の食塩をつくることも可能ですが、ちょっとむずかしいかもしれません。いまは、生理食塩水を使った鼻うがいキットが市販されています。また、生理食塩水は弱酸性です。より刺激が少ない中性にするために、アルカリ性の重曹を配合した製品もあります。

鼻うがいは、鼻がかめるようになれば、お子さんにもおすすめです。慣れるまでは、あまり勢いよく水を噴射しないよう気をつけてください。鼻から耳管に水が入ってしまうおそれがあるからです。

*浸透圧とは濃度が低いほうから高いほうへ移動する際に生じる圧力のこと。

生理食塩水の洗浄は、慢性的な経鼻的症状を伴う 患者に対する術後治療として有用である。 出典:「米国顔面形成外科および再建外科学会、および米国頭頸部外科学会学会誌」(2007年) 現在、カナダと米国の治療ガイドラインにて、鼻副鼻腔炎 および鼻腔の術後洗浄のために鼻洗浄を推奨している。 出典:「Canadian Family Physician」(2003年2月号) 副鼻腔炎の術後の患者にも洗浄が一般的に推奨されている。出典:「アメリカ医師会ジャーナル」 (2019年6月号)

鼻うがいで鼻腔内の線毛の湿度を保つことで細菌やウイルスの侵入を減らし、感染症予防につながります。また、鼻うがいは、服用している薬の飲み合わせを気にせず行えることもポイントです。毎日の新習慣として、手洗い、うがい、マスクとともに、鼻うがいをおすすめします。

鼻うがいには生理食塩水を使いましょう 生理食塩水は、人間の体液と同じ塩分0.9%の水です。浸透圧が体液と同じなので、鼻を通したときに痛みを感じにくいのです。 温度は36℃がベスト 人肌の36℃の生理食塩水を使うと、さらに刺激が少なく、ラクに鼻うがいができます。 鼻うがいは鼻腔だけではなく副鼻腔炎の予防にも副鼻腔も洗浄するので副鼻腔炎に悩む方にもおすすめです。 市販の鼻うがいキットには粉末製品と液剤製品があります いずれも生理食塩水がベースとなっています。液体製品は溶かす手間がないかわりに、保存剤が添加されています。一方、粉末製品は毎回、洗浄液を作る必要はありますが、保存剤や香料などの成分が入っていないものが多く、経済的なところもポイントです。 勢いよく噴射すると耳管に水が入るので注意! 鼻うがいの際、思い切り水を吸い込むと水が耳管に入ってしまうおそれがあるので、注意してください。市販の鼻うがいセットの場合、ボトルをギュッと握って水を噴射させますが、このときも一気に噴射しないように。とくにお子さまの使用時にはご注意ください。

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