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からころ×e健康ショップ 連載企画!
2020年6月22日
健康レッスン1・2・3!

【第8回】美肌もサポート 「コラーゲン」の基礎知識

「美肌をサポートする」「関節の痛みを軽減する」など、コラーゲンにはさまざまな健康効果があると紹介されています。でも、そもそもコラーゲンって、なに? 今回は“知っているようで知らないコラーゲン”についてご紹介いたします

答えてくれた人

濱田和人さん

株式会社協和
商品開発 理学博士


●フラコラ「キャビアコラーゲン原液」
https://www.fracora.com/front/collagen
後藤和史 さん

コラーゲンってなに?

たんぱく質の1種です。
人間の体は、約60兆個の細胞でできています。その細胞と細胞の間にある物質(細胞外基質)の主成分が、コラーゲンです。おもな役割は「細胞の接着剤」として細胞と細胞をつなぎ合わせ、細胞が活動しやすい環境をつくり出すことです。

人間の体の約20%はたんぱく質で、たんぱく質全体の約30%を占めるのがコラーゲンです。皮膚に4割、骨や軟骨に2割、そのほか血管や内臓など全身に広く分布しています。とくに皮膚の真皮は、そのほとんど(70%)がコラーゲンでできています。

人間の体内には、全29種類のコラーゲンがありますが、ここでは以下の3種類を覚えておいてください。
Ⅰ型コラーゲン=皮膚の真皮、靱帯、腱、骨など
Ⅱ型コラーゲン=関節軟骨
Ⅳ型コラーゲン=皮膚の表皮基底膜

コラーゲンが減ると、どうなる?

コラーゲン量

「コラーゲンは、年齢とともに少なくなります。とくに皮膚のⅠ型コラーゲンは35歳を境に減りはじめ、50 歳以降は急激に低下します(図1)。また、加齢とともに質も変化します。肌の細胞と細胞の間を埋めるコラーゲンが、紫外線や乾燥によって減少し、その結果、肌のたるみやしわができやすくなるわけです。

更年期以降に増える骨粗鬆症は、カルシウム量の減少のほかに、コラーゲン量の減少や質の低下も関係しています。骨は、よく鉄筋コンクリートの建物にたとえられます。外側のコンクリートがカルシウム、鉄筋に相当するのがⅠ型コラーゲン。コラーゲンが減ると、鉄筋の柱がぐらついて、骨粗鬆症を悪化させてしまいます。

コラーゲンには、どんな効果が?

まず、皮膚の潤いや弾力を高める効果があります。肌のしわやたるみを抑えてくれる。関節痛も軽減できます。関節での衝撃を吸収してくれる軟骨は、約80%がⅡ型コラーゲンでできています。健康食品などで補うことも効果的です。

さらに、最近、次のような報告もされています。コラーゲンを摂取すると、体内コラーゲン量を調節する酵素が活性化される。つまり、コラーゲンを摂取することによって、体内のコラーゲンが適量に調整されるわけです。

効果的な摂取法は?

日々の食事で摂るのがベストです。1日に2.5g(健康維持量)~5g(健康増進量)摂取することを心がけたいですね。ただし、5gのコラーゲンを食品で摂るには相当な量が必要になります。 通常の食事で、十分なコラーゲンが摂取できない場合は、サプリメントやコラーゲン配合の化粧品を活用することをおすすめします。

食事に含まれるコラーゲン5g相当

サプリメントや化粧品の原料は?

サプリメントや化粧品には、魚類由来、動物由来などのコラーゲンが使われています。ブタの皮、サケ、サメ、マグロ、テラピアの皮やウロコなど。チョウザメの軟骨を原料とした化粧品や健康食品もあります。機能性食品には大量のコラーゲンが必要なので、ブタ皮、テラピアの皮やウロコがよく使われます。

自分に合った商品を選ぶには?

コラーゲンの種類とその効果に注意してください。商品によって、含有量もさまざまです。ご自身の肌や体の状態に合う商品を選びましょう。たとえば、関節痛が気になる方にはⅡ型コラーゲンが配合されたドリンクを。肌のたるみやしわが気になる方には美容効果の高いⅠ型コラーゲン配合のドリンクをおすすめします。肌のハリや弾力が気になる方には、Ⅰ型コラーゲンやペプチドコラーゲン(低分子化して経皮吸収性を高めたもの)を配合した美容液をおすすめします。

年齢とともに減少するコラーゲン。毎日のバランスのよい食事にプラスして、サプリメントや化粧品を上手に取り入れてください。

湿潤療法のコツ

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