今年もあと約1ヵ月半になりました。
年末年始はクリスマスや忘年会、新年会などのパーティーや宴会なども多くなり、体重が増えてしまうという方も多いのではないでしょうか？増えた体重を戻すのは大変です。毎年太ってしまうという方、今年こそは体重維持を目指しましょう。

ビュッフェスタイルなどの場合、普段あまり食べない料理も並んでいたりと、ついついたくさん取ってしまいがちです。食べすぎないためには、パーティーへ出かける前に少し低カロリーのスナックやチーズなど軽くつまんでおきましょう。お腹ぺこぺこで行くと、その反動で食べ過ぎてしまいます。
まず最初に、必ずサラダなど野菜料理からとりましょう。そしてお肉や魚などを取るときはなるべく小さい皿を選び、できるだけシンプルに調理されたものを選ぶとよいです。
せっかくのパーティーですから、食べるのに必死になってしまうより、人との会話を楽しむことを一番に心がけましょう。

最近ではおせち料理を購入する家庭も多くなり、和食だけでなく中華や洋風のおせち料理もあります。おせち料理は、野菜が少なく塩分が高めです。肉や魚、練り製品、卵などのたんぱく質が多い食品がたくさん入っているため、高血圧や腎臓疾患をお持ちの方は気をつけましょう。
お重を開けたとき、美しい彩りを見るとともに野菜を探してみてください。意外と少ないかもしれません。 野菜を増やすには、お雑煮の中に白菜やきのこ、人参などをたっぷり入れて少しお餅を少なめにしていただきましょう。

お餅は、切り餅なら1個あたり118kcal 、丸餅なら1個あたり83kcalです。 ごはん1膳(150g)あたり252kcalですので、2個食べると236kcalで、この量だとご飯1杯と同じくらいの量になります。

鍋料理は豆腐、魚、肉など、いろいろな食材を使ったものがあり、いろいろな味付けの商品がたくさん販売されています。これに肉、魚や野菜類を加えると、様々な栄養素をバランスよくとることができ、またバリエーションのある味を楽しむことができます。しかしこれらの商品には塩分が多く入っているため、なるべく汁は飲まないようにしましょう。シメにご飯を入れた場合、汁がごはんに染み込むため塩分を多くとるようになります。うどんなどの麺類の方が、若干体に入る塩分の量が少なくなります。ぜひこの冬は野菜をたっぷり入れて、塩分にも気をつけたおいしい鍋をいただきましょう。

お酒が飲める人にとって、年末年始は最も飲酒量が増える時期である人も多いでしょう。おいしい料理とともについついお酒の量もすすんでしまいます。飲み過ぎや、酔い防止など自分でできる対策をしておきましょう。

1日の適正飲酒量は、純アルコール量として約20ｇ、女性や高齢者ではその半分程度とされています。下記の量が純アルコール量約20ｇの量です。

お酒を飲む前に牛乳などを飲んでおいたり、なにかを食べながら飲むことでアルコールの吸収が緩やかになり、酔うスピードもゆっくりになります。とくに消化に時間がかかる、豆腐やチーズなどたんぱく質や脂質の多い食べ物や飲み物がおすすめです。

それでもつい食べ過ぎ・飲み過ぎてしまったら・・・

誰でもそんなことはあります。そういうときは運動量を増やしたり、次の食事から気をつけましょう。食べ過ぎるとすぐに脂肪になるわけではありません。栄養が肝臓に送られて、そのあと脂肪細胞へ運ばれて蓄積されるまで約2日。食べすぎた次の食事からごはんの量を減らしたり、野菜中心にする、なるべく油を使わないなどの工夫をすることで、脂肪の蓄積をシャットアウトしましょう。

食物繊維の多い寒天を使ってヘルシーな前菜に。

寒天を使ったヘルシーデザートを。