くすりは人類の長い歴史から生まれた健康のための知恵のエッセンスです。永年多くの人に服用されてきた
「家庭薬(かていやく)」は日本の伝統と文化に育まれ、現代科学によって研ぎ澄まされた伝統と安心の医薬品です。子どもの頃から知っているくすり、知っているようで知らなかった家庭薬を再発見してください。今回はそんな家庭薬のメーカー別に諸品をご紹介します。
家庭薬は、病院等でお医者さんから処方される薬ではありません。薬局等で皆様が直接購入することができ、大衆薬あるいは一般用医薬品とも呼ばれています。また、家庭薬の中には伝統薬と呼ばれる薬がありますが、これは、明治あるいはそれ以前から代々受け継がれた処方と製法で作られてきた薬で、お祖父さんやお祖母さんが子供の頃から各家庭で常備薬として使われていたものです。
3,564円(税込)
食が細い・体重が増えないといった食の悩みに加え、3歳から6歳くらいまでに多い、かんむしやぐずりに効果的な小児五疳薬です。
2,322円(税込)
胃腸の働きが弱く食が細いといった悩みに加え、神経質な面のある7歳から12歳くらいのお子さまにおすすめです。
1,566円(税込)
食が細い・体重が増えないといった食の悩みに加え、0歳から2歳くらいまでに多い、夜泣きやギャン泣きに効果的な小児五疳薬です。
1,534円(税込)
ハローキティベビーズ・パッケージ。粒が小さく、月齢の低いお子さまや、夜なきやぐずり傾向のあらわれはじめたお子さまに。
972円(税込)
水なしでかんで飲めるお薬で、気になるせきを鎮めます。せき中枢に作用してせきを鎮める非麻薬性の成分を配合。ノンシュガー、ノンカフェイン。
1,021円(税込)
かぜの諸症状を緩和する総合かぜ薬です。3ヵ月以上7才未満のお子さま用に開発されたシロップ剤。ノンシュガー(キシリトール使用)・ノンカフェイン・のみやすいイチゴ味・無着色・安全キャップ採用。
2,700円(税込)
黒の下呂膏として親しまれる奥田家下呂膏は生薬配合の貼り薬で、神経痛やリウマチ痛等の症状がみられる患部を直接治療いたします。また、和紙を採用しているので、患部を適度に固定し、痛みをやわらげます。
2,700円(税込)
白の下呂膏として親しまれる白光(ネオプラスター)は生薬配合の貼り薬で、天然樟脳(d-カンフル)を加え消炎力を増強し、神経痛や関節痛、腰や肩等慢性化した症状がみられる患部を直接治療いたします。
1,728円(税込)
緑の下呂膏として親しまれるエースプラスターは生薬配合の貼り薬で、肩・腰・関節等腫れた症状(急性慢性症状)がみられる患部を直接治療します。メントールや天然熊笹エキスを配合。
1,728円(税込)
効成分が痛みの元にすばやく浸透し、つらい痛みに効果的です。手軽に患部に塗ることができ、のびがよく、ベタつきません。柚子のほのかな香りで、目立たず人前でも安心です。
1,782円(税込)
百毒下しは6種類の植物性生薬を配合。しっかりと効果を発揮するのに、腸全体に穏やかに働きかけるから下痢や腹痛がおきにくく、自然なお通じを促し便秘や便秘に伴う肌荒れ・お腹の張りを改善します。
6,264円(税込)
百毒下しは6種類の植物性生薬を配合。しっかりと効果を発揮するのに、腸全体に穏やかに働きかけるから下痢や腹痛がおきにくく、自然なお通じを促し便秘や便秘に伴う肌荒れ・お腹の張りを改善します。
2,808円(税込)
自然に育った植物性の和漢薬(草根木皮)を原料としています。すべての原料をそのまま粉末にし、丸薬に製剤してあります。そのため和漢薬特有のニオイ・味があり服用量(粒数)も多くなりますが、これらは原料
の効き目をそのまま生かすためです。
1,080円(税込)
自然に育った植物性の和漢薬(草根木皮)を原料としています。すべての原料をそのまま粉末にし、丸薬に製剤してあります。そのため和漢薬特有のニオイ・味があり服用量(粒数)も多くなりますが、これらは原料
の効き目をそのまま生かすためです。
1,080円(税込)
御嶽百草はキハダの内皮(オウバク)から抽出したエキスのみで製造され、オウバクの主成分ベルベリンが下痢、食あたりにすぐれた効果をあらわします。
2,916円(税込)
御岳百草丸は、生薬よりなる胃腸薬で、胃腸に作用し、その機能を高め、胃弱、消化不良、食欲不振、胸やけ、二日酔・悪酔のむかつきなどを改善します。
■日本家庭薬協会 加盟会社(五十音順)
こちらもチェック!『家庭薬ロングセラーの秘密─昔も今もこれからも"日本の元気"を守る家庭薬』
家庭薬は時代の流れの中で、暮らしの味方となり、家庭の生活を守る常備薬としてロングセラーの地位を築き上げてきました。本書は、なぜ家庭薬がこれほど多くのロングセラー商品を生み出してきたのか?その秘密はどこにあるのか?などを一般の方にも楽しめるように、豊富な写真や図版を使用してわかりやすく説明しています。
第1章の「家庭薬ロングセラー物語」では34社のロングセラー商品が興味をひく内容で紹介され、第2章では家庭薬の懐かしい販促品、店頭広告物等、第3章では全国家庭薬協議会会員100社の創業年と同時代の社会事象がコンパクトに紹介されています。第4章の「家庭薬の現代と未来」では、牧田潔明氏(全国家庭薬協議会会長)、堀正典氏(東京都家庭薬工業協同組合理事長)、柴田仁氏(大阪家庭薬協会会長)、藤井隆太氏(東京都家庭薬工業協同組合情報協業化委員会委員長)の4氏による座談会が、コラム形式でまとめられています。さらに、第5章の「家庭薬データ集」では、全国家庭薬協議会会員の企業概要が掲載されています。
全国の書店で販売されていますので、ぜひ手に取ってみてください。
・編著:家庭薬研究会
・協力:全国家庭薬協議会
・発行:薬事日報社
・定価:2,057円(税込)
・A5判 144ページ フルカラー