お昼すぎのソラスト小平では、20数名の利用者さんが編み物やエコクラフト、木目込み、読書などに思い思いに取り組んでいました。「こちらに見学に来られる方から、よく『サロン的な雰囲気ですね』といわれるんです」と、管理者の市川文子さんは話します。

とくに人気なのが手工芸です。手工芸が得意なスタッフが作り方をサポートしてくれます。作品のサイズ、使う糸や紙の色をリクエストすることもできます。 「作品ができあがったときの、みなさんのうれしそうな顔！　帰るときにリボンをかけてお渡ししています。お子さんやお孫さんにプレゼントされる人も多いですよ。作品ができた達成感はもちろん、人にプレゼントする喜びも感じていらっしゃると思います」（市川さん）

昨年はコロナ禍で見送られましたが、手工芸品の作品展を毎年、近くの公民館で開いています。そして、みんなで見に行きます。取材時はちょうど施設内の壁に木目込みの作品を飾った「ミニ作品展」が開かれていました。 「笑いヨガ」もソラスト小平の人気メニューです（現在は休止）。大きな声で笑い、腕を伸ばせば口角も腕も上がり、元気が出ます。早く再開したいですね！