デイ利用者さんたちの目的は、人それぞれです。 みんなと食事を楽しみたい方。入浴したい方。リハビリに取り組みたい方。季節の行事に参加した い方……。多彩でユニークなサービスをそろえる「ソ ラスト船堀」(東京都江戸川区)を訪ねてみました。
▲近隣のソラスト船堀保育園の園児たちと記念撮影。園児たちは「ゆき」や「まめまき」を合唱。
♪ゆきやこんこ♪
♪あられやこんこ♪
春先のある日、ソラスト船堀から元気な歌声が聞こえてきました。
近隣にあるソラスト船堀保育園の子どもたちが施設のフロアで、声をはりあげて歌っています。いっしょに歌う人、手拍子をとる人、利用者さんたちの表情もほころんでいきます。
「ぼくのお名前は?」そんな会話も聞こえてきます。
ソラスト船堀では、2014年オープンのときから近所の保育園との交流を続けています。「ふだんは椅子に座っていることの多い方も、園児さんが来ると、立って笑ったり、歌ったりされます。子どもの力は、絶大ですね」施設管理者の齋藤亮太さんの顔も、とてもにこやかでした。
ソラスト船堀のイチ押しは、充実した「トレーニングメニュー」と「一番風呂」です。「筋力トレーニングを目的に通ってくるお元気な方も多いです。最新式の器具をそろえており、リハビリの方にも好評です。トレーニング/リハビリのプログラムは、専任の柔道整復師がそれぞれの身体能力に合わせて作成してくれますので、ご安心ください」と、齋藤さん。
この施設では、定期的に身体能力測定値をグラフ化して、ご本人とご家族にお知らせします。「何ができて、何がむずかしいのか。まず、ご自分の状態を知ることが、大切です。トレーニングのやりがいにもつながりますしね」。
ソラスト船堀のイチ押しは、充実した「トレーニングメニュー」と「一番風呂」です。「筋力トレーニングを目的に通ってくるお元気な方も多いです。最新式の器具をそろえており、リハビリの方にも好評です。トレーニング/リハビリのプログラムは、専任の柔道整復師がそれぞれの身体能力に合わせて作成してくれますので、ご安心ください」と、齋藤さん。
この施設では、定期的に身体能力測定値をグラフ化して、ご本人とご家族にお知らせします。「何ができて、何がむずかしいのか。まず、ご自分の状態を知ることが、大切です。トレーニングのやりがいにもつながりますしね」。
トレーニングでかいた汗は、お風呂で流します。入浴は「個浴」が基本。ご自宅でもひとりでお風呂に入る力を維持するためです。「しかも、毎回、お湯を入れ替える『全員が一番風呂』。衛生的なのはもちろんのこと、リラックス効果も大きいようです」まるでジムのように利用することができるデイサービスなのです。
トレーニングとお風呂以外にも、ゲームや手芸、会話や食事などを楽しみに通う利用者さんも多くいらっしゃいます。イベントも毎月行われていて、とくに昔ながらの年中行事を大切にしています。 「それぞれの方が、ご自分の趣味・嗜好を活かしながら、思い思いに過ごす。そんなスペースを提供できるよう心がけています」。
▲スタッフのみなさん。左から齋藤亮太さん(管理者)、武田健太郎さん、西村京子さん、小笠原秀美さん。
1.全員が一番風呂
完全個浴で、ひとりひとりお湯を入れ替えます。入る順番はいろいろでも、お湯は「全員が一番風呂」です。自宅でもひとりで入浴できるように、浴槽も個別浴槽です。
2.充実した機能訓練
各人の身体的、精神的状況に合わせてプログラムを作成し、無理なく機能訓練が行えます。器具は一般のジムにあるものと同じものをそろえています。ソラストオリジナルの動画に合わせて体を動かす「スリング」も人気です。
3.昔ながらの年中行事
節分、ひな祭り、お花見など伝統的な行事やイベント食を取り入れています。思い出話に花が咲いて、会話も弾みます。
4.保育園児との交流
近隣のソラスト船堀保育園の園児が定期的に来訪し、交流しています。歌を歌ったり、ゲームをしたり、楽しいひとときを過ごしています。
※通所の条件や料金について:ご提供するサービスによって費用が変わるため、
詳細は直接施設へお電話またはお問い合わせフォームよりお問い合せください。
取材・文・佐藤恵菜 写真:柳大輔 編集:株式会社デコ(からころ編集部)
出典:からころ58号(2020年3月発刊) ※記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります。