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からころ×e健康ショップ 連動企画!
2016年9月20日
教えて!健康アイテムの選び方

【第6回】弾性ストッキング

今回のテーマは、足のむくみや疲れを改善する「弾性ストッキング」です。
下肢静脈瘤が専門のドクターに選び方のポイントをお伺いします!

答えてくれた人

広川雅之(ひろかわ・まさゆき)先生
お茶の水血管外科クリニック(東京医科歯科大学血管外科講師)


専門は、下肢静脈瘤の治療。著書に『下肢静脈瘤は自分で治せる』(マキノ出版)ほか。

お茶の水血管外科クリニック サイト
http://www.kekkangeka.com/
広川雅之(ひろかわ・まさゆき)先生

Q1.足の疲れ、むくみのメカニズムは?

「むくみ」とは、足の皮下脂肪の表面に水がたまっている状態を指します。「足がだるい」「夕方になるとむくむ」などの症状は、「筋ポンプ作用」(ふくらはぎの筋肉が収縮/弛緩を繰り返すことで、深部静脈を圧迫して血液を心臓に戻す働き)がうまく作用せず、水が足にたまっているためにおこります。
また、足の血管が膨れて、こぶのようになる病気を「下肢静脈瘤」と呼びますが、この病気を患うと、だるさやむくみなどの諸症状が日常的に起こります。

Q2.足の疲れ、むくみの対処法は?

「弾性ストッキング」が効果的です。ストッキングと聞くと、体を締め付けて血行が悪くなる、と思う方がいますが、適度な圧をかけることで足の静脈の血流が改善され、だるさやむくみが解消されます。
弾性ストッキングは、下肢静脈瘤の治療のほか、エコノミー症候群やリンパ浮腫など、ほかの循環器系の病気予防にも使われています。朝起きてから夜お風呂に入る前まで着用するのが効果的です。

Q3.自分にぴったりの弾性ストッキングの選び方は?

「弾性ストッキング」は、正しいサイズを正しく着用することが大切です。サイズが合っていないものを履いていても効果は得られません。選ぶポイントは、
 (1)サイズは合っているか
 (2)圧迫圧は適切か
 (3)生活にあったタイプか
です。
(1)サイズは基本的に足首の太さや足のサイズでS~Lを選びます。メーカーによって身長などが基準になることもあるので、サイズ表を確認しましょう。
(2)医療用には弱圧、中圧、強圧があります。市販のストッキングはほとんどが弱圧なので、軽いむくみ程度でしたら市販のもので問題ありません。制服などの関係で昼間に着用できない方は、就寝時に弱圧の「夜間弾性ストッキング」を利用することもできます。
(3)タイプは3種類。膝下までのハイソックスタイプ、太ももまでのストッキング、お腹まであるパンティストッキングタイプです。
効果はあまり変わらないので、履き心地や好みに合わせて選んでください。

 ■弾性ストッキングの分類

■弾性ストッキングの分類 医療用ストッキング 特徴 医療機関で処方されるカラーやサイズ、形などバリエーションが豊富 タイプ ハイソックスタイプ(膝下まで)、ストッキングタイプ(太ももまで)、パンストタイプ(お腹まで) 価格 3000円~5000円程度 圧迫圧 弱圧 20~30mmHg、中圧 30~40mmHg、強圧 40~50mmHg 市販の着圧ストッキング 特徴 ドラッグストアで販売ベージュや黒などベーシックなものが主流 タイプ ハイソックスタイプ(膝下まで)、ストッキングタイプ(太ももまで)、パンストタイプ(お腹まで) 価格 1500円?3000円程度 圧迫圧 弱圧が多い

 ■下肢静脈瘤になりやすいのはこんな人

■下肢静脈瘤になりやすいのはこんな人 (1)仕事中の動きが少ない 1日中立ちっぱなしのお寿司屋さんや、デスクワークの人などがなりやすい。立ち仕事でも倉庫内作業など動き回って足の筋肉を使っている場合はむくみづらい。 (2)親兄弟が下肢静脈瘤 下肢静脈瘤には遺伝傾向があり、両親が下肢静脈瘤の場合は子どもの発症率が90%。 (3)中高年 加齢により、静脈内の逆流を防止する弁が減少したり血流を促す筋ポンプ作用が低下。 (4)女性 男性に比べて女性は足の筋力が弱く皮下脂肪が厚いために、心臓に老廃物などを戻しきれないことが多い。下肢静脈瘤の発症は男性の1.2~2.8倍。 (5)出産・出産経験者 妊娠中はホルモンの影響や胎児による静脈圧迫で、血液が心臓に戻りづらい。下肢静脈瘤は出産を繰り返すことで悪化する傾向にある。 (6)運動不足、肥満 筋力が衰えることで、筋ポンプ作用が低下。脂肪により下肢静脈の流れが悪くなる。下肢静脈瘤の女性はBMI30以上の方が多い。

Q3.どんなことに注意したらいい?

まずは1~2週間程度市販のものを着用し、効果が感じられなかったり、悪化した場合は、下肢静脈瘤の専門医療機関を受診しましょう。
メーカーによって若干の違いがあるので、病院にある弾性ストッキングを試着してから購入するのがおすすめです。医療機関のなかには「弾性ストッキング・コンダクター」という専門家が、選び方やサイズの判断から着用後の問題点などの相談にのってくれます。コンダクターがいるかどうかはクリニックのHPで確認してみてください。

 ★選び方・使い方のポイント

(1)サイズがあったものを選ぶ
医療用弾性ストッキングはサイズや丈の長さ、柄も種類が豊富。メーカーによって同じサイズでも型が異なるので、なるべく試着して自分にフィットするものを選びましょう。

(2)自分のペースで着用する
むくみの症状の顕著な時間帯も人それぞれ。夕方以降にむくむ方は、日中に着用して。仕事中に着用できない方なら就寝時だけでも効果あり。無理のないペースでの着用をオススメします。下肢静脈瘤と診断されても、だるさやむくみの自覚症状がない場合は無理につけなくてOKです。

(3)不安な場合は医師に相談する
むくみの原因はさまざま。「効果がない」「悪化してる」と感じる場合は専門機関を受診して。クリニックによっては「弾性ストッキング・コンダクター」がいて、悩みや不安を解決する手助けをしてくれます。


e健康ショップオススメの弾性ストッキング

【弱圧タイプ】 圧迫圧20mmHg ハイソックスタイプ
3,564円(税込)
足首の圧迫圧は27hPa(20mmHg)で、中程度の圧迫が得られます。
3,564円(税込)
足首の圧迫圧は27hPa(20mmHg)で、中程度の圧迫が得られます。
3,564円(税込)
足首の圧迫圧は27hPa(20mmHg)で、中程度の圧迫が得られます。
3,564円(税込)
足首の圧迫圧は27hPa(20mmHg)で、中程度の圧迫が得られます。
3,564円(税込)
足首の圧迫圧は27hPa(20mmHg)で、中程度の圧迫が得られます。

3,564円(税込)
足首の圧迫圧は27hPa(20mmHg)で、中程度の圧迫が得られます。
3,564円(税込)
足首の圧迫圧は27hPa(20mmHg)で、中程度の圧迫が得られます。
3,564円(税込)
足首の圧迫圧は27hPa(20mmHg)で、中程度の圧迫が得られます。
3,564円(税込)
足首の圧迫圧は27hPa(20mmHg)で、中程度の圧迫が得られます。
3,564円(税込)
足首の圧迫圧は27hPa(20mmHg)で、中程度の圧迫が得られます。

【弱圧タイプ】 圧迫圧20mmHg ストッキングタイプ
4,104円(税込)
足首の圧迫圧は27hPa(20mmHg)で、中程度の圧迫が得られます。
4,104円(税込)
足首の圧迫圧は27hPa(20mmHg)で、中程度の圧迫が得られます。
4,104円(税込)
足首の圧迫圧は27hPa(20mmHg)で、中程度の圧迫が得られます。
4,104円(税込)
足首の圧迫圧は27hPa(20mmHg)で、中程度の圧迫が得られます。
4,104円(税込)
足首の圧迫圧は27hPa(20mmHg)で、中程度の圧迫が得られます。

4,104円(税込)
足首の圧迫圧は27hPa(20mmHg)で、中程度の圧迫が得られます。
4,104円(税込)
足首の圧迫圧は27hPa(20mmHg)で、中程度の圧迫が得られます。
4,104円(税込)
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4,104円(税込)
足首の圧迫圧は27hPa(20mmHg)で、中程度の圧迫が得られます。
4,104円(税込)
足首の圧迫圧は27hPa(20mmHg)で、中程度の圧迫が得られます。